続・大岡山書店の販促パンフレット『日本経済史研究批評集』

以前、「折口信夫『古代研究』の販促パンフレット⁉︎『古代研究批評集』という小冊子」という記事で、折口信夫の『古代研究』全3巻の完結を祝し、版元の大岡山書店が書評や読者カードに書かれた感想をまとめた小冊子を紹介した。 huruhongunma.hatenablog.com…

森口武男『折口信夫の河童』目次

書誌情報著者:森口武男編集者:西村博美発行所:地虫詩社発行日:2000年7月26日 森口武男1912年生まれ。国文学者で折口の弟子の水木直箭(『随筆折口信夫』著者)の義弟。後に大和迢空会の設立メンバーとなる。奈良高校教諭『まほろば』編集幹事(奈良県高等学…

折口信夫『古代研究』の販促パンフレット⁉︎『古代研究批評集』という小冊子

NHKの100分de名著という番組で、10月の題材に折口信夫の『古代研究』が取り上げられた。講師は上野誠先生。上野先生の著書『折口信夫 魂の古代学』は、高校2年生だった当時の私を國學院大學へと導いた本で、大学2年の頃まで関係書籍を色々読み耽った。折口自…

四年間で借りたものの一部(全部読んだとは言っていない)

大學図書館で四年間の間に借りたものの一部 あくまで一部。また、全部きちんと読んでるわけじゃあないです 「二〇世紀民俗学」を乗り越える : 私たちは福田アジオとの討論から何を学ぶか? / 福田アジオ, 菅豊, 塚原伸治著. -- 岩田書院, 2012.神話の生成と折…

架蔵の内務省印本について

はじめに 戦前の日本では内務省によって図書などの検閲が行われていた。今回、私が古本市や日本の古本屋で購入した内務省印本=内務省に納本された書籍について、参考程度に書き置いておく。また少ししたらきちんと調べます。 なお、内務省印本に関する参考…

続:地平社書房の古書目録について

huruhongunma.hatenablog.com はじめに 以前、『民俗藝術』の初期の版元である地平社社房の目録について、架蔵4点を紹介した。改めて、その書誌を説明すると、 ・『地平社書房古書販売目録』第一號、昭和3年1月15日発行 ・『地平社書房古書販売目録』第…

地平社書房の古書目録について

折口信夫の「翁の発生」などの論文を掲載した『民俗藝術』。その初期の発行元である地平社書房は古書目録を発行していた。 架蔵のものは4冊ある。 ・『地平社書房古書販売目録』第一號、昭和3年1月15日発行 ・『地平社書房古書販売目録』第二號、昭和3…

古書目録にあった面白そうな本Part1(仮)

『精選古書綜合目録 東京書友会五十周年記念』 昭和37年11月 2年位前に高円寺で200円くらいで買った記憶がある。 古書目録は知らない本に出会えるだけじゃなくて、珍しい本にも出会える。そんな中で、一冊、面白そうな本を紹介。 『後狩詞記 署名本…

風俗奇譚に折口信夫!?

一昨年の西部古書会館で購入。この時は性風俗関係のものはさして興味はなかったが、ふと気になってパラパラめくっていると、「釈迢空」の字が!? 『風俗奇譚』1970年12月号に、兵児太という人による記事「少年愛の系譜⑤釋迢空と倭をぐな(上)」という記事が…

『昭和十一年度備付 雑誌新聞通信類一覧』思想局調査課

8/6の城北古書展で購入 思想局なので文部省のものでしょう、たぶん 見慣れたものばっかだったけど、面白そうなんで買った

『山岳語彙採集帖』というもの

いつだかの西部古書会館で購入。民俗学系の棚にささっていた。 日本山岳会編『山岳語彙採集帖』(日本山岳会、1936) 書き込み無し。書き込みあったらよかったね。 1頁の「御願ひ」には、 本採集帖の作成に當つては、特に會員、高橋文太郎氏、磯貝勇氏より…

『日本書紀』洛陽書堂新屋 徳田重兵衛 寛文12年 1672年

1672

『中将姫一代記』寛政13年(1801) 吉田新兵衛(京都)